高血圧とカルシウム不足の慢性化2017.01.10
カルシウム・パラドックス(逆説)という言葉を聞いたことがありますか。カルシウムが不足すると、血液中のカルシウムが増えるという不思議な現象のことです。
なぜ、そんなことが起こるのでしょうか。
体内のカルシウムの大半は、骨に貯蔵されています。残りのわずか約1%程度が、血管などの細胞で使われます。
骨以外の細胞で使われるカルシウムは微量ですが、心臓の筋肉や脳の神経細胞の働きをコントロールするなど、生命にかかわる非常に重要な役割をしています。そのためカルシウム摂取量が不足すると、体が危機感をおぼえ、副甲状腺ホルモンを分泌させて骨からカルシウムを取り出し、体内(細胞)に補給します。カルシウム不足が続くと骨からの補給量がどんどん増加し、その結果、血液中のカルシウム濃度が高くなってしまうのです。
つまりカルシウム・パラドックスは生命維持に欠かせない現象なのですが、注目されるのはそのあとで生じるマイナス要因です。
血液中のカルシウム濃度が高くなると、カルシウムは血管壁に取り込まれ、壁を収縮させます。すると血液の流れが悪くなるので、心臓はより強い力で血液を送り出そうとします。その結果、血圧が上昇し、高血圧になりやすいのです。
カルシウムパラドックスは、医学的解決もなく、改善の可能性はナノカルシウムだけです。
プレカルは世界で唯一、カルシウムパラドックスの改善を実証したナノカルシウムを使用しています。