カルシウムパラドックス(骨粗鬆症の片方に隠れた恐怖)2016.11.04
カルシウムの摂取量は少ないのに、血液中のカルシウムと細胞内カルシウムが多すぎるという逆転現象のことを言います。
カルシウム不足が慢性化すると、起きると考えられています。
生理的な正常を保つために、コネに蓄えられたカルシウムを溶かして血漿*かるしうむをふやすのですが、腸での吸収と腎臓などでの体外排出とのバランスが崩れて、不要なカルシウムが増えてしまうのです。
この多すぎるカルシウムが、様々な病気の原因として関わっていることがわかってきました。